ヤマハ(YAMAHA):RX-A3020(H)/特徴

提供:あわ自由帳

H型クロスフレーム×ダブルボトム構造、A3020専用設計の制振・高剛性シャーシ

本体底面を左右に貫く2本のリジッドボトムフレーム、1.6mm厚の黒色塗装鋼板による制振プレートを用いたダブルボトム構造に加え、新設計のH型クロスフレームによって機械的強度をますます盤石のものとした専用設計の制振・高剛性シャーシ。AVENTAGEの音質至上主義を象徴するアンチレゾナンステクノロジー(Anti Resonance Technology)を応用した〈5番目の脚〉や左右対称コンストラクション、信号の流れを純化する回路レイアウトとの有機的な相乗効果によって、高純度な音質とリアルな空間再現力を支えます。

音の静寂性を最高度に達成したA3020専用設計のオーディオ入力セクション

31345 12005 1.jpg

アナログ入力基板とD/Aステージの電位差を解消するD.O.P.G.(DAC On Pure Ground)コンセプト、デジタル信号の時間軸精度を整えることでデジタル音質の品位を守るウルトラロージッターPLL回路、全ての入力信号に最適な形で対応するピュアダイレクトモードを採用。さらにDACデバイスにはDSDダイレクト入力に対応したバーブラウンDSD1796を主要7chに投入するなど、ヤマハが一貫して追求する「音の静寂性」を最高度に達成しています。

シネマDSP HD³の夢を1台で叶える左右独立構成9chパワーアンプ

31348 12005 1.jpg

シネマDSP HD³の夢をこの1台で叶える定格出力150W/chの9chパワーアンプは、音色と駆動力の両面から吟味を重ねた高速熱帰還型パワートランジスターと、大容量制振ヒートシンクを組み合わせた新設計パワーユニットにより小音量時から大音量時まで安定した高音質を発揮。さらに、左チャンネル系ユニットと右チャンネル系ユニットをシャーシ両端に配置した左右独立アンプ構成*が卓越したセパレーション特性を生み出し、マルチチャンネル再生時には豊かに広がる音場感を、2chステレオ再生時には精緻なステレオイメージと揺るぎない定位感をお楽しみいただけます。
※センターch用パワーアンプは左側パワーユニットに搭載されています。

瞬発力とリアリティに貢献する3回路分離型パワーサプライ

大型電源トランスと特製カーボンシース・ブロックケミコンを搭載したオーディオ専用電源と、映像・制御系などのデジタル回路用、FLディスプレイ回路用の3つの電源ブロックを完全に独立化することで全動作モードでのS/Nを高めた3回路分離型パワーサプライを搭載。各部への給電経路を最短化するとともに、給電レイアウトの工夫により音質に影響を与える磁場効果を抑え、音の瞬発力とリアリティをいっそう高めています。さらにHDMIスタンバイスルー使用時の待機電力の大幅低減など、省エネにも貢献します。

3次元立体音場再生の最高峰、最大11.2chのシネマDSP HD³に対応

生の音場データに含まれる膨大な初期反射音情報の完全再現を目指した3次元立体音場再生の最高峰=シネマDSP HD³を搭載。フロント側2台、リア側2台(合計4台)の専用プレゼンススピーカーを5.1chスピーカーと組み合わせた9.1(9.2)ch構成のシネマDSP HD³を外部機器なしで実現します。さらに外部2chパワーアンプの追加によって最大11.2ch構成(7.2chスピーカー+プレゼンススピーカー4台)までの拡張に対応。専用設計の3次元高密度音場プログラムと超高速信号処理が可能にした驚異の音場リアリズムが、ホームシアターの空間構成力にまたひとつ、新たな扉を開きます。

新型YPAO-R.S.C.搭載で実戦力をいっそう強化。進化した視聴環境最適化システムYPAO

室内の初期反射音をより積極的に制御する新型「YPAO-R.S.C.(Reflected Sound Control)」、シネマDSP効果を最適化する「DSPエフェクトレベルノーマライズ」、最大8地点での計測結果を総合的に判断・評価する「マルチポイント計測」、これに視聴ポイントから見た各スピーカーの位置関係を把握して音場調整に反映させる「スピーカー角度計測」を加えた4要素を統合した最新の視聴環境最適化システム=YPAOを搭載。まるで専用施工されたシアタールームで楽しむような、理想の響きと広がりがフルオートで得られます。